忘れてるもの

木陰の涼しさを

忘れしまったのかも知れない

人工的に作った涼しさより

ずっと心地よいこと

忘れてしまっているのかな

テレビの音より

鳥のさえずりの方が

ずっと心を満たしてくれることを

忘れてしまったのかな

感覚で

選んだら

何が心地よいのか

ちゃんとわかるのに

山を眺め

月を眺め

水の音を聞いて

鳥や虫の声を楽しむ

それ以上のものが

欲しくなったら

自分は

人間として

おかしくなったのかと

考えてみる

本当は

最初から

あった

心を満たしてくれるものを

当たり前過ぎて

忘れてしまい

どんどんと狂って行く方を

選んでしまったのかも

知れないな〜

ご近所の柿の木の

木陰は

懐かしい涼しさを

思いださせてくれる

抱かれているような

心地良さ

誰でも

ちゃんと覚えているはず。。。

今日も鳥が

飛んでいることに

心救われる